遺留分の減殺請求の改正【法律・民法】

 

①遺留分の定め(改正なし)
遺留分とは、相続人のために法律上確保された遺産の最低保証枠のことです。被相続人は、自分の財産でも、一定割合のものは自由に処分できません。兄弟姉妹以外の相続人(配偶者・子供・父母)には、遺言によっても侵害されない一定の権利が遺留分として、確保されているのです。

 

②遺留分の割合(改正なし)
遺留分の割合は次の通りです。
父母のみの場合は             3分の1           
配偶者のみの場合は    2分の1
子のみの場合は      2分の1
配偶者と父母の場合は   配偶者6分の2、父母6分の1
配偶者と子の場合は    配偶者4分の1、子4分の1
兄弟姉妹には遺留分はありません。

 

③遺留分侵害額の請求は金銭の支払いに改正
遺留分を有する者(遺留分権利者)は、侵害を受けた遺留分を取り戻す請求ができます。これを「遺留分減殺請求」といいます。
2019年(令和元年)7月1日以降の相続開始日(死亡日)より、民法の改正により、、遺留分侵害額に相当する「金銭の支払を請求することができる」ようになりました。遺留分権利者は、侵害者に対して、金銭請求権を有するだけとなりました。

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