★若い世代ほど経済的に夫は妻を頼りにしています。 |
★夫婦の権利は平等で妻の転勤も転居が必要です。 |
①昔の考え方
筆者の世代では、夫が外で働き、妻は家を守るという考え方が一般的でした。良いとか悪いとかは別にして、歴史的な流れから、そのような考え方が浸透していました。そのため夫が家計費を稼いできて、妻は夫の稼ぎで生計を維持していました。妻はまさに「家内」として、家事をして、子育てをしていました。「家内」は家の中に居て、働きに出るものではありませんでした。
②共働きに変化
時は流れ、現在では夫も妻も働く、共働きが当たり前になっています。
特に若い世代では「家計を支えあう夫婦」が一般的で、共同して「家計を支え合って」います。そのため夫婦がお互いに、経済的に配偶者を頼りにしています。夫からも、妻の稼ぎを頼りにしている姿が見られます。
③家事分担
共働きが一般化しますと、若い世代を中心に家事分担意識が浸透してきます。夫も妻も働く戦士ですから、家事労働も当然分担することになります。
しかし、どうしても妻に家事の負担が重くなり、こうした環境下では子供を産むことが困難となり、人口減少につながっています。
④夫の転勤・妻の転勤
このように、家計にも家事にも夫婦が協力している姿が見えてきて、夫婦は共に一体として生活しています。すると、夫も妻も同等の権利があるため、夫の転勤があれば転居し、妻の転勤があっても転居する必要があります。
自宅でなく、賃貸であれば夫婦のトラブルがなく自由に転居ができるのです。