RA経営士・中級とは

RA経営士(以下「中級」と略称します)の仕事は、全く新しいジャンルの仕事ですから、中級の皆様が、これから作り上げていくものです。社会的に権威のある資格に育てて下さい。
中級は、RA経営士・初級(以下初級と略称します)の上級資格と位置付けていますから、中級は初級の業務が受託できます。初級の仕事は初級の所をご覧下さい。ここでは中級の業務だけを取り上げています。
ここにまとめたものは、創設者としての考えですから、参考にして下さい。

中級の業務

「財産管理」業務

次の「財産管理」に関する業務を総合的に行います。
ご希望があれば、相続税額を試算し、相続対策を提案します。

 

個人B/S診断
この業務は、個人が所有しておられる財産を「たな卸し」して個人の貸借対照表(バランスシート・B/S)を作成することです。

 

財産組み換え指導
財産の構成割合を検討し、必要であれば「財産の組み換え」を提案します。
財産は家族全員が幸せになるために所有するものですから、これからの時代は、社会の構造的変化に合わせ、動態的に「組み換え」が必要なのです。

 

不動産所得コントロール
所得税は家族に所得を分散すれば、毎年、大幅に節税することができます。所得の分散は、賃貸不動産の名義を変更すれば可能なのです。
「不動産所得のコントロール」についての提案業務を受託します。

RA新築企画

中級は、土地オーナーが実際に「RA」を新築する場合に、土地オーナーから報酬を得て「RA新築企画」を受託し、次の4項目を行います。

 

土地の選択・診断
土地オーナーが所有する物件の中から、RAの建築用地として適する土地を選択するお手伝いをします。
単純に空地であれば選択するのではなく、将来の相続や節税対策を考慮した上で選択をします。当然、空き家や老朽化したアパートを解体して活用することもあります。
土地の選択が決まりましたら、その土地の診断を行います。道路付けや方位など土地の特性を検討し、さらに周辺の環境・施設をくまなく点検します。
そして、その土地の立地条件に適合する借家人を絞り込んでいきます。この作業は市場細分化戦略で最も重要なポイントです。

 

RAのデザイン
借家人が決まりましたら、絞り込まれた借家人にマッチするRAをデザインします。テキストでは「店舗付RA」「高級RA」「子育てRA」「シルバーRA」の例を掲載していますが、その土地と、借家人にマッチするRAをデザインします。

 

経営計画の策定
RAの大まかなデザインが決まりましたら、建築費やエクステリアの積算をし、建築費の総額を計算します。そして、家賃の予定を計算します。
投資額のチェックは、家賃の年間収入金額×10=建築費総額として行って下さい。これは投資収益率を10%としたときの計算です。
ここからが中級の腕の見せ所です。10倍のバランスが崩れているのは、年間家賃収入が少ないか、建築費総額が多いかのいずれかですから、予算の組み直しをしてみます。年間家賃収入は周囲とのバランスがあり、上げるには限界があります。となると、建築費総額が低くできるかが勝負所です。
建築費総額が少なくできなければ、潔くこの計画は中止します。無理に実行すれば、経営に失敗します。

 

建築指導
経営計画が土地オーナーから承認されたら、いよいよ「貸家建築設計」に入ります。中級と建築士事務所は業務提携をして、中級の経営計画が実現するべく、予算管理を含めて建築指導を行います。

 

受験をおすすめしたい方

RA経営士・初級の方

初級は「賃貸経営診断」「リフォレント企画」が主流になります。RAの新築に積極的に関わりたい場合には、上級の中級の資格の取得をおすすめします。
中級の受験資格は一定の資格者に限定していますが、初級の資格者は受験できます。自分の能力アップのために、是非チャレンジして下さい。

税理士・公認会計士・中小企業診断士・FP

個人のB/S診断・不動産所得コントロール・経営計画の立案に関しましては、税務知識と計数管理が必要となりますから、数字が読める資格者に受験をおすすめします。